僕が住んでいる大分県には、「昭和の町」という観光スポットがあります。
名前の通り、昭和が漂い、レトロな町並みと共に温かな空間が広がっています。
今回の記事はその「昭和の町」を写真付きで紹介していきます。
昭和の町とは
大分県豊後高田市の中心部に“昭和の町“という商店街があります。
観光客がじわじわと増えている穴場の観光スポットです。
昭和30年代の懐かしいレトロな町並みを再現しています。
昭和の町へ足を一歩踏み入れば、そこでは昭和情緒あふれる世界が広がっています。
僕は平成生まれですが、なぜか温かく懐かしい気分になりました。不思議な場所です。
ちなみに若いカップルも多く見かけました。デートスポットにも適しているかも…
昭和の町、誕生ヒストリー
しかし、近年まではさびれた通りとなっていました。当時の状況は、犬と猫しか通らなかったといいます。
その原因はやはり、大型商業施設の郊外への出店(ショッピングセンターが近くにできた)、さらに人口の過疎化でしょう。
人口減少とお客さんを大手ショッピングセンターに取られ、ダブルパンチを受けてしまったのです。
この状況をなんとかして打開しようと、商店街メンバーが立ち上がりました。
2001年頃から、昭和30年代の町並みをイメージした昭和情緒あふれる空間が広がっていったのです。
昭和の町にはどんなものがあるの?
さまざまな面白いお店や展示品があります。その一部を紹介します。
駄菓子屋には、あたり前田のクラッカーやボタンアメなどが置いてありました。(下の写真の人形はマジンガーZかな?)
あげパンなどの学校給食を提供しているお店があります。脱脂粉乳も飲めるそうです。
昭和の展示物がいたるところに飾られています。
こんなものも展示していました(笑)
ご覧頂いた通り、商店街全体が昭和をイメージして作られています。
古きよき時代の面影を堪能できますよ。
昭和の町、観光スポットへ成長
今では年間約40万人の観光客が訪れる観光スポットに成長し、メディアにも何度も取り上げられています。
会話の少ない熟年夫婦もここに来ればあの頃を思い出し、会話が弾むかもしれません。
また、土日を中心にボンネットバスが商店街を周遊しています。
周遊するコースは約15分。(※乗車は無料です)
レトロな昭和の町並みを窓から眺めることができます。
以上。
大分県豊後高田市にある「昭和の町」を紹介しました。
昭和の町並みをゆったり、のんびりと歩き、レトロな雰囲気に酔いしれてみませんか。
大分県豊後高田市に訪れた際には、ぜひお立ち寄りください。
大分県豊後高田市 「昭和の町」への交通アクセス
■電車の場合
JR九州日豊本線「宇佐駅」下車:そこからバスまたはタクシーで約10分で到着。
■車の場合
国道10号線→宇佐市岩崎交差点→国道213号線に入り約10分で到着。
※駐車場あります。1回の駐車につき300円。(30分以内は無料)。
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